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おまとめローンのデメリットを知って返済計画を立てよう

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おまとめローンとは

おまとめローンとは、複数の金融業者から借り入れをしている人が、他の金融業者から全ての借金分を一括で借り入れをして、返済先を一本化する用途で設定された商品です。完済するためには、大変有意義と言われるおまとめローンを紹介します。

おまとめローンの需要

借金が100万円以上ある方ですと、おまとめローンに移行することによって、金利は大きく下がります。ちなみに、需要が多い借入れ額の価格帯は200万円~300万円の方だとか。100万円の借金を越えた段階で早期におまとめローンを検討するのも賢明です。また、200万円以上になると絶対に返せないと頭を抱えてしまう方も多いようですが、計画を立てて効率の良い返済方法を見つけることで完済も十分可能です。

おまとめローンに移行する目的

おまとめローンに移行することで、どんなことが有利になるのでしょうか?4つのポイントを箇条書きにまとめてみました。

・返済期日の一本化
・利息の定額化(低金利の商品と契約)
・月々の返済額の縮小
・精神的負担からの解除

これらの目的で、おまとめローンに移行するのは大変有効です。では次の項でこれらの要点についてもう少し掘り下げて説明しましょう。

おまとめローンで借金を一本化するメリット

返済期日の一本化

複数の社に返済しなくてはいけない状況下では、返済日も各社マチマチです。いつどの会社に返済するかがいつも気がかりで、頭がいっぱいになってしまいます。それを1社に対して返済する「返済日の統一化」が可能になります。

利息の定額化

少額を複数社から借りるよりも、1社からまとまった金額を借りることで、金利の定額化が期待できます。同じ金額でも3社から100万円を借りるよりも、まとめて300万円を1社から借りた方が金利が安くなる傾向があります。

中でも銀行の金利は比較的安いものとなっており、トータル返済額が数百万円ともなると、従来の返済先よりも数十万円の利息削減が期待できます。

月々の返済額の縮小

複数の社から借り入れしている状態ですと、月にどれくらいなら返済可能なのかの全体像を見失ってしまいます。そこで、おまとめローンに移行する際に、無理のない返済額を設定するのも大きなポイントです。詳しく後述にて説明しますが、過剰に少額設定してしまうと、あとでツケが回ってきてしまうので、ほどいい返済額を設定するのも大切です。

精神的負担からの解除

おまとめローンに、借金を一本化にすることで、返済管理の混乱を整理することができるので、返済日までにいくら用意したらいいのかが明確にわかり、ストレスなどの精神的な負担から大きく解放することが期待できます。

おまとめローンのデメリット

審査が厳しい

おまとめローンは、多額の借金を抱えた方にとっては大変魅力的な商品です。しかし、審査が厳しいのが大きなデメリットです。金利が安いのが最大のメリットでもありますが、金利が安ければ安いほど審査が厳しくなる傾向があり、メリットとデメリットが背中合わせとなるメカニズムも特徴です。

複数の借り入れ会社からの借り換えが目的であり、そういった方こそ契約に申込む権利がある商品ですが、あまりにも多数の社からの借り入れですと、逆に門前払いとなる場合があります。とくに銀行系に申込む前には借り入れ件数を減らすなどの努力が必要です。

おまとめローンで審査甘い業者はある?

融資まで時間がかかる

消費者金融ですと即日融資をウリにしている業者も多いですが、金利の安い本命にしたい「銀行系」ですと、融資まで時間がかかるのが大きなデメリットです。契約書類などは基本的に郵送のやり取りが必要となりますので、どうしてもその日に融資というのが難しいのが一般的です。

追加融資の注意点

おまとめローンに契約したら、他社からの追加の借り入れは基本的にできません。金融機関にもよりますが、追加の借り入れが発覚した場合、契約違反となり、一括返済を強制されることもあります。それに解約になってしまっては、苦労して契約にたどりついたおまとめローンも水の泡です。

返済期間の長期化で利息が増える

金利の安いおまとめローンに契約できたと喜ぶのはまだ早いです。最終的な返済トータル額がしっかり計画できて、今の状況に比べてどれだけ利息が減額になったのかを知ることも大切です。

月々の返済額は極力減らしたいものですが、そうすることによって返済期間が延びてしまうというメカニズムはお分かりいただけるでしょう。過剰に月々の返済額を減らしてしまうと、ただ平均的にあと延ばしになるだけでなく、あと延ばしになった分の利息が増えてしまします。また、利息増加の防止策として、定額返済額が設定された固定金利のものを選ぶこともおすすめです。

おまとめローンの契約成立に安住は禁物!

おまとめローンに契約したからと言って、それで全て解決したと錯覚してしまう人も少なくないようです。それによってまた人から借金をしてしまうなどのデメリットも懸念されます。しかし、おまとめローンに移行したからと言って、借金の元本が減るわけではありません。減るのは利息です。ここからが返済の始まりという認識を忘れないようにしましょう。

おまとめローンはこんな人におすすめ

浪費グセから脱出したい方

おまとめローンは、基本的に契約後の追加の借り入れができません。これをデメリットととらえる方もいらっしゃるかもしれませんが、これ以上借金を増やしたくない、でも浪費グセがついてしまって自信がないという方には、改心するバロメーターとしておすすめです。

中には、おまとめローンでも追加融資可能なタイプも発行されているようですが、敢えて主流となる「追加融資できないタイプ」を選ぶのも人によっては賢明ですね。

派遣社員でも利用可能?

派遣社員の方ですと、安定した収入という条件があるので審査を越えられないのではないか?と不安に思う方も少なくないでしょう。全ての会社がそうではありませんが、ひと昔から比べると随分と派遣の受け入れに寛容になってきている風潮が見受けられます。

派遣会社の登録確認(在籍確認)ができれば、たとえ派遣先がない状態であっても審査に申込める金融業者もあります。全ての会社ではありませんが、望みを捨てずに根気よく見つけてみましょう。

女性にもおすすめなおまとめローン

お金の借り入れ需要者のうち、約80%弱が男性と言われています。消費者金融がサラ金と言われていたころに比べると、パチンコ店に並んでイメージアップできた業界のひとつと言えるでしょう。そんな中、女性の需要は年々増加の一途をたどり、女性・専業主婦に向けた商品や環境の改善にも変化があるようです。

例えば「レディースキャッシング」とネーミングされたものも聞いたことはあるかと思います。レディースフタバ・プロミスレディースキャッシング・新生銀行カードローンレイクレディースなどが主な商品です。

何が違うかと言えば、女性利用者専用ということと、女性スタッフの対応ということでが大きな特徴です。返済率が高いとされる女性を対象とする市場は金融業者にとっても力を入れている部分です。受け入れ態勢も充実する中、足踏みしていた女性にもおすすめです。

おまとめローンの落とし穴

おまとめローンは、すべてが良いことずくめといった印象もある中、知っておかないと損をしてしまう落とし穴もあるので注意が必要です。

過払い金請求の権利消失

おまとめローンに申込む前に注目しておくとトクをすることがあります。「過払い金の請求」です。過払い金がよくわからない方のためにざっと説明しておきましょう。

【過払い金請求について】
過払い金請求とは、平成22年に法律が改正されたことによって利息が下がりました。改定後もそのまま高く設定された利息を払い続けていた方が対象で、利息の返金を要請できるというものです。

過払い金請求がわかったところで、おまとめローンがどのように関わっているのかという話に進みましょう。過払い金請求ができるのに、おまとめローンの契約をしてしまい、元の借り入れ業者の返済を完済してしまうことによって、過払い金請求の対象となる借金がなくなってしまうということになります。そうなってからではただでは請求できません。

請求することはできますが(完済後10年以内ということが条件)、弁護士に依頼しなくてはいけないため、成功報酬を支払わなくてはいけません。そんな背景から、できればおまとめローンの契約をする前に、もし平成22年以前にローンを開始していたのであれば、確認してみるのが賢明でしょう。

賢いおまとめローンの利用方法

おまとめローンの申込み

賢くおまとめローンを申し込む際のポイントを2点ご紹介しましょう。まず一つ目は、「申込みの申告に嘘を記入してはならない」ということ。審査通過のことばかり考えてしまうと、ついつい有利に運ぶようなことを申告してしまいます(借り入れ件数が5件なのに3件とさばよむなど)。

しかし、指定信用情報機関(CIC)などのネットワークにより審査すれば、事実は発覚してしまいます。そうなると本来なら審査に通過していたものも、信頼性を失う理由で審査に通らなくなってしまいます。正直者が一番賢いと言えるでしょう。

もうひとつは、来店による審査の方が有利ということ。機械やネットを通じてのやり取りでは、基準に沿っての判断でしかありません。そんな中、来店相談して誠意を伝えることで、より審査に通りやすくなる可能性があります。審査する側も人情のある人間。誠意を持てば人は動いてくれるものです。それに対して誠意のある返済でお返ししましょう。

消費者金融のサービス

消費者金融は、金利が高いのであまりおすすめはできませんが、もし消費者金融を利用せざるを得なかった場合、いくつかの利点を賢く知っておきましょう。

ひとつは、通常でしたら本人のカードに借り入れ金額を振り込むカタチが主流ですが、消費者金融の場合、借り換えの際に複数の社への入金も行ってくれるということです。その際の振込手数料も負担してくれるのも重宝しますね。借りたお金を魔がさして他で使ってしまうのが心配な方には大きなポイントともなるでしょう。

もうひとつは、はじめての利用者という限定で行われているサービスですが、30日間無利息という借り入れサービスも実施しています。応急処置で借りるときなど、短縮返済でしたら大いに活用したい特権です。アコムやプロミスなどの大手消費者金融などで実施されています。

おまとめローンで失敗しないためにするべきこと

返済済みのカードは捨てましょう!

おまとめローンの契約によって、元々借り入れしていた複数の会社のカードは、とっておいた方がいいのでしょうか?実はこれを取っておいたばかりに、おまとめローンに失敗してしまう方も多いようです。

どういうことかと言えば、おまとめローンの契約に成功したことで安心し、ついつい完済した会社から再度借入れをしてしまう方が多いのが現実です。完済後はすぐにハサミを入れて捨ててしまうのが鉄則!元の借金生活に戻ってしまわないよう十分に気をつけましょう。

従来の契約金融会社はすぐに解約

また、従来の契約金融会社のカードを破棄するだけでなく、解約の手続きもすぐに行いましょう。そうしないと指定信用情報機関(CIC)などに、複数の社から借り入れをしているという履歴が残った状態のままです。1日も早く履歴をキレイなものにするために、ガード破棄と解約はセットで早めに行いましょう。

おまとめローンを騙った(かたった)詐欺に注意

足元を見た呼びかけに要注意!

おまとめローンの借り換えを希望する方に共通する点は、借金を抱えた生活によって精神的にも疲れているということ。この状態から1日も早く抜け出そうとするあまりに、甘いセールスに乗ってしまう方もあとを絶ちません。好条件を騙った業者(おまとめ詐欺)に対してはとくに疑問を持ちながら、慎重に取り組まなくてはいけません。

おまとめ詐欺

おまとめ詐欺と言われる手法は、最初に低金利などの良い話を持ち掛け、利用するために手付金などを要求します。そして払わされた後には、融資もないまま跡形もなく消えてしまうというものです。

詐欺業者の特徴

そんな悪徳業者を見抜くには、いくつかの特徴がありますので順に説明しましょう。まず、「審査無し」を宣伝文句にしている金融業者に注意です。残念ながら通常に営む貸金業者では審査不要ということは絶対にありません。これを騙った業者は、いわゆるヤミ金業者の可能性が大です。絶対に相手にしてはいけません。

金利が低すぎる業者

ありえない安い金利を騙っている業者も疑ってかかったほうが賢明です。名前の知れた業者などのキャンペーンなどならともかく、聞いたことのない業者ならすぐに申し込むのは危険です。金利が安すぎるか否かを判断するにも、一般の金融業者の金利平均ぐらいは押さえておいた方が無難でしょう。

貸金業者登録を調べる

怪しいと思ってもどうしても気になるなら、貸金業者の登録を確認する手段があります。貸金業者を経営するにあたって、財務省や都道府県などの登録をしなくてはいけません(貸金業規制法)。更新も義務付けられており、登録回数によって営業期間を確認することも可能です。

ちなみに3年に1回の更新となっていますので、登録回数の欄が(2)になっていれば、3年以上業務を行っていることがわかります。ほとんどの詐欺商品を売りつける悪徳業者は1年以内に姿を消すことがほとんどです。登録回数が(1)の業者なら手を出さない方が無難でしょう。

おまとめローンのデメリットの要点まとめ

おまとめローンのデメリットについてまとめてみました。おまとめローンは、複数の会社からの借金をキレイに整頓してくれるありがたい商品ではあります。ですが、知らないと最終的に損をしてしまうコンテンツも潜んでいることがお分かりいただけたかと思います。

とくに、銀行のおまとめローンですと、審査が厳しいことや融資までの時間が長いことが大きな特徴です。その他、返済期間との関わりで金利が多くなってしまわないような返済額の設定も心得ておきましょう。足元を見る「おまとめ詐欺」や、おまとめローンを契約する前の「過払い金の請求」に関しても注意が必要です。

きちんと条件をひとつづつクリアしていけば、借金の苦しい生活からの改善策としては非常におまとめローンはおすすめです。おまとめローンに契約してから返済が終わるまで気を抜かずに取り組む気持ちを維持することも大切です。

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