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おまとめローンは比較して選ぼう

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おまとめローンを比較してみる

借金を一本化することができるおまとめローンですが、いざ利用しようとすると種類が多すぎて、どのローンを選んでいいのか分からなくなりますよね。ここではおまとめローンの比較を行い、最適なものを見つけるための情報を提供します。

ローンの種類が多すぎて、どのおまとめローンを選べばいいのか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

借入を一本化するメリット

いくつもの金融機関からお金を借りていると、返済日がバラバラで毎週のように返済に追われるようなことがあります。お金を準備するだけで疲れてしまい、精神的に追い込まれてしまう人が多いのですが、おまとめローンを利用することで、返済日が1日だけになりますので気持ちに余裕が生まれます。

毎月の返済額もそれぞれの金融機関に返していたときよりも、ほとんどのケースで減ることになります。4社に2万円ずつ返済していた場合は、毎月8万円もの返済額になってしまいますが、まとめることで、月々の返済額を2万円や3万円といった現実的に返済可能な金額に下げることが出来ます。

このふたつのポイントが最大のメリットです。お金を借りすぎて首が回らない状態の人も、おまとめローンの利用で一息ついて、返済に集中できるようになります。

精神的に追い込まれた状態では正しい判断もできなくなり、借金の返済のためにまた借金を重ねたりしてしまうのですが、1社の返済だけに集中することができますので、毎月コツコツ返済していけば、きちんと借金の完済ができるというシステムになります。

おまとめローンは総返済額が増えてよくないという話もありますが、総返済額が少なくても返せないことには意味がありません。借りたお金を無理なく返せる形に整えるのがおまとめローンだと考えてください。

おまとめローンとカードローンの違い

おまとめローンの比較をする前に、初めて利用を検討する人が必ず疑問に感じる点をひとつクリアにしておきましょう。「おまとめローン」で検索すると銀行のカードローンが検索結果に出てきます。利用したいのはおまとめローンなのに、なぜカードローンが出てくるのでしょう。

実は銀行のカードローンは借金の一本化にも利用することが出来ます。このため銀行では借金の一本化専用商品を作らずに、「カードローンをおまとめローンに利用してください」としています。少し複雑ですが、おまとめ専用のローンとカードローンの2種類があると覚えておきましょう。

銀行の中には東京スター銀行のように、おまとめ専用ローンを用意していることもありますが、銀行で借りる場合は基本的にカードローン扱いとなり、消費者金融で借りる場合はおまとめ専用のローンを利用することになります。

2つのローンの最大の違いは金利と利用限度額になります。消費者金融のおまとめローンと比較すると、銀行のカードローンの金利のほうがが低く、利用限度額も高くなる傾向にあります。

ただし、金利が低く利用限度額が高い銀行のカードローンは審査が厳しく、借金を一本化するためのハードルは高くなります。

おまとめローンはどこを比較すればいい?

次におまとめローンを比較するときのチェックポイントについて紹介します。借り換えを比較するときに確認するのは下記の3点になります。

・ 金利
・ 利用限度額
・ 月々の返済額

最も重視したいのが金利です。おまとめローンを利用すると、月々の返済額が少なくなる代わりに返済期間が長くなります。返済期間が長くなると利息も多く払うことになりますので、今のローンと同じ金利で借り換えると、結果おまとめ後の返済総額の方が多くなってしまいます。

そのため、借金をまとめるときは可能な限り低金利な商品を利用する方が、有利に返済することができるのです。

おまとめローンを利用するときにチェックしたいポイントとして、利用限度額の高さも重要です。まとめたい借金が400万円あるのに、利用限度額が300万円では借金を一本化することができませんので、自分の借金の額に見合った商品を選ぶようにしましょう。

自分に合ったおまとめローンを選ぶためには、月々の返済額も比較する必要があります。同じ100万円を借りるにしても、月々の返済額は金融機関によって変わってきます。毎月にいくらまでなら無理なく返済できるかをきちんと算出した上で、完済のために最適なおまとめローンを選ぶようにしましょう。

おまとめローンの金利比較

それでは代表的なおまとめローンの金利を比較してみましょう。金利を比較するときに重要なのは自分が借りる金額での金利で比較をすることです。金利は「4%~14%」のように幅を持たせてありあますが、実際に利用することになる金利は借り入れをする金額によって決まります。

「4%~14%」と書かれていても、4%の金利で借りられるケースはほとんどありませんので注意してください。

みずほ銀行カードローン
金利:年2.0%~14.0%(変動金利)
10万以上100万円未満:年14.0%
100万円以上200万円未満:年12.0%
200万円以上300万円未満:年9.0%

三菱東京UFJ銀行バンクイック
金利:年1.8%~14.6%(変動金利)
10万以上100万円以下:年12.6%~14.0%
100万円超200万円以下:年9.6%~12.6%
200万円超300万円以下:年7.1%~9.6%

オリックス銀行カードローン
金利:年1.7%~17.8%(変動金利)
10万円未満:12.0%~17.8%
10万以上150万円以下:年9.0%~14.8%
150万円超300万円以下:年6.0%~12.8%

三井住友銀行カードローン
金利:年4.5%~14.5%(変動金利)
10万以上100万円以下:年12.0%~14.5%
100万円超200万円以下:年10.0%~12.0%
200万円超300万円以下:年8.0%~10.0%

東京スター銀行スターワンバンクローン
金利:年5,8%~14.8%
金利はお借り入れ状況などに応じて東京スター銀行が決定

アコム借り換え専用ローン
金利:7.7%~18.0%
金利はお借り入れ状況などに応じてアコムが決定

プロミスおまとめローン
金利:6.3%~17.8%
金利はお借り入れ状況などに応じてプロミスが決定

アイフルおまとめMAX
金利:12.0%~15.0%
金利はお借り入れ状況などに応じてアイフルが決定

おまとめローンの利用限度額比較

おまとめローンの利用限度額をチェックするときには、自分のまとめたい借金の金額以上になっていることを確認しましょう。銀行のカードローンは東京三菱UFJ銀行が最低の500万円ですが、一般的に500万円あれば問題はないでしょう。

消費者金融の利用限度額は低めですが、これは消費者金融のおまとめローンは貸金業者の債務のおまとめにしか使えないためで、総量規制である年収の1/3までのおまとめだけを想定しているためです。銀行からの借金の一本化には利用できないので注意してください。

みずほ銀行カードローン
利用限度額:800万円
使用用途:原則自由(事業性資金以外)

三菱東京UFJ銀行バンクイック
利用限度額:500万円
使用用途:原則自由(事業性資金以外)

オリックス銀行カードローン
利用限度額:800万円
使用用途:原則自由(事業性資金以外)

三井住友銀行カードローン
利用限度額:800万円
使用用途:原則自由(事業性資金以外)

東京スター銀行スターワンバンクローン
利用限度額:1000万円
使用用途:金融機関等の無担保個人向けローンの借換え(まとめ)

アコム借り換え専用ローン
利用限度額:300万円
使用用途:貸金業者債務の借換え(まとめ)に限る

プロミスおまとめローン
利用限度額:300万円
使用用途:貸金業者債務の借換え(まとめ)に限る

アイフルおまとめMAX
利用限度額:500万円
使用用途:貸金業者債務の借換え(まとめ)に限る

おまとめローンの毎月の返済額比較

おまとめローンの毎月の返済額は非常に複雑です。基本的には利用残高に応じて毎月の返済額が変動する仕組みになっています。さらに利用時の金利にも影響する場合があります。面倒ですが必ず自分の借金と照らし合わせて月々の返済額を検討してください。

ここでは比較のために200万円借りた場合で、利用残高が200万円あるときの月々の返済額で紹介します。

みずほ銀行カードローン
月々の返済額:2万円
利用残高が100万円以下になると返済額は1万円

三菱東京UFJ銀行バンクイック
月々の返済額:4万円
利用残高が10万円減るごとに返済額は2000円減額

オリックス銀行カードローン
月々の返済額:3万5千円
利用残高30万円以下:7000円
利用残高30万円超50万円以下:10000円
利用残高50万円超100万円以下:20000円
利用残高100万円超150万円以下:30000円

三井住友銀行カードローン
月々の返済額:2万5千円
利用残高が50万円超まで10万円減るごとに返済額は1000円減額
利用残高が50万円以下から10万円減るごとに返済額は2000円減額
東京スター銀行スターワンバンクローン
月々の返済額:16700円+利息
(ローン残高、ご利用限度額のいずれか高い額の1/120+利息)

アコム借り換え専用ローン
月々の返済額:自動契約機4万円以上
月々の返済額:店頭・郵送2万円以上

プロミスおまとめローン
月々の返済額:返済回数を設定し決定

アイフルおまとめMAX
月々の返済額:返済回数を設定し決定

おまとめローンを比較するときの注意点

おまとめローンの比較のポイントは「金利・利用限度額・月々の返済額」になりますが、それぞれが不明確なものがいくつかあります。特に消費者金融のおまとめローンは、いくらの金利で、月々の返済額がいくらなのか審査を受けてみるまでわかりません。

このようなおまとめローンは非常に使いづらいもので、そもそも比較することも出来ません。金利や月々の返済が明確でない場合は、銀行のカードローンの審査に落ちたときのバックアップくらいに考えておきましょう。

消費者金融のおまとめローンは、貸金業者から借りたお金しかまとめられないということも注意が必要です。銀行のカードローンで借りたお金やキャッシングで借りたお金は消費者金融で一本化することができませんので、一本化した借金にそれらが入っている場合は、銀行のカードローンでの一本化を前提として比較するようにしましょう。

また、自分が必要としている額での金利と月々の返済額を比較することも重要です。150万円を1本化したいのであれば、150万円を借りたときの金利と月々の返済額をリストアップして、検討するようにしてください。

金利に幅がある場合は、高い方の金利で考えておきましょう。「100万円超200万円以下:年9.6%~12.6%」とあるときに150万円借りるときは9.6%の金利と考えるのではなく、12.6%の金利になると考えて比較するようにしてください。金利は、借入額が多くなればなるほど安くなるので、この場合は200万円を借りた際の利息が年9.6%となります。150万円の場合、金利は9.6%以上になることは確実ですので、念のため高めの金利でシミュレーションするようにしましょう。

条件のいいおまとめローンを利用するコツ

おまとめローンを利用するときは、できるだけ金利が低い商品を選ぶことが基本となります。ところが金利が低い、条件のいいローンも借りることができなければ意味がありません。一般的に金利が低いローンほど審査が厳しくなります。

安定した収入があれば利用可能ということになっていますが、借金が200万円あって、年収が200万円しかないような場合は、いくら安定収入があるとしても、確実な返済が危ぶまれますので、審査の厳しい商品ではおまとめさせてもらえない可能性が高くなります。

そのような金融機関側からしてリスクの高い借金のおまとめは、利用できたとしても、どうしても金利が高くなります。条件のいいおまとめローンを利用するためには、金融機関の視点で考えたときに、良い利用者であることが求められます。

・ 安定した収入がある
・ 勤続年数が1年以上ある
・ 多重債務にはなっていない
・ ブラックリスト入りしていない

上記の4点を満たしていることが、条件のいいおまとめローンを利用するためのポイントになります。転職などをして勤続年数が短い人は、少なくとも1年以上は同じ職場に残り、5社以上からお金を借りている場合は、繰り上げ返済を利用して4社以内の借入にしたうえで審査を受けるようにしてください。

おまとめローンを利用できなかったときの対処法

おまとめローンを利用するときの基本は、まずは金利の低い金融機関の審査を受けて、審査に通らなければ金利の高い金融機関での審査に切り替え、最終的には消費者金融の審査を受けるのがひとつの流れになります。

審査を受けられるのは3社までだと考えてください。それ以上の審査は「お金に困っている危険人物」として申し込みブラックという状態だと判断されてしまいます。そうなると審査を受けるまでもなく、融資を断られることになります。

もっとも3社も断られたら、それは金融機関の一般的な考え方として「あなたは借金の返済ができない可能性が高い人」という評価をされているわけですから、借金の状態としてはかなり悪い状態にあるのだということを認識してください。

そのうえで、なんとかして現在の借金を返し続けるのか、それとも債務整理を利用して、法的に借金を整理するかのどちらかを選ぶことになります。月々の返済が苦しくてどうにもならない人は、すでに家計は破綻している状態ですので、おまとめローンを使えなければ債務整理を選ぶことになります。

月々の返済が高額でもなんとか返済できそうだというのであれば、おまとめローンが使えなくても、コツコツ返済を続けていきましょう。そして半年後や1年後にもう一度審査を受けてみましょう。借金総額が減ったことときちんと返済を続けているということで、審査に通る可能性もありますので、諦めずに返済を続けるというのもひとつの選択肢になります。

まとめ

おまとめローンを比較するときにチェックする項目は「金利・利用限度額・月々の返済額」です。

・ 金利は低いほうがいい
・ 利用限度額は自分のまとめたい借金額よりも多いこと
・ 月々の返済が現実的な額であること

この3つのポイントに絞って、おまとめローンの比較をしてください。

金利を比較するときは、必ず自分の利用額で比較するようにしましょう。「年4.0%~14%」のようになっていても、実際には利用額毎に金利は細かく設定されています。150万円借りたいのであれば、150万円借りたときの金利で比較しましょう。

金利は明確にしている金融機関もあれば、ある程度の幅を持たせて提示している金融機関もあります。この場合は、高い方の金利になると考えて比較してください。

月々の返済額も同様に、借りる金額で決まりますので、自分の返済額をチェックして、無理のない返済計画を立てられる商品を選ぶようにしましょう。どんなに金利が低くても、継続してきちんと返済できなければ意味がありませんので、月々の返済額は必ず確認してください。

消費者金融のおまとめローンは、貸金業者からの借金だけしか一本化することができませんので、注意してください。金利も月々の返済額も消費者金融が決めることになりますので、細かな比較ができないのも消費者金融の特徴になります。

まずは銀行のカードローンでの一本化を検討し、どこも借りられそうになかったときに、消費者金融の審査を受けるようにしましょう。