カリナビ

おまとめローンで審査甘い業者はあるの?

TOP | 手続き | 多目的ローン
お気に入りに追加
審査甘い一本化ローンについて

おまとめローンは複数の借金をまとめて、返済の負担を楽にするためのものです。金利の低いローンに借り換えることで余計な利息を減らせるというメリットがありますが、気になるのは審査に通るかどうかです。

多重債務者を減らすための救済措置とも言えるローンなので、審査は当然甘いと期待をしてしまいます。実際、誰もが借りることができれば理想ですが、当然落ちる人もいます。

この記事では、おまとめローンの審査基準はどうなっているのか、甘いのか厳しいのか、その2点を重点的に解説します。何としてでも一本化して多重債務を抜け出したい人は必見です。

審査の甘いおまとめローンはない

結論から言ってしまうと、審査の甘いおまとめローンはありません。金融機関ごとに審査の通りやすさに若干の違いはありますが、それでも全体的に厳しいのが一般的です。

おまとめローンの審査が厳しいと言われている理由は主に下記の2つです。

・そもそも一本化を検討している時点で多重債務者である
・普通のカードローンより高額融資になる

借金の一本化をするということは、既に数社から借り入れをしている状態です。それをまとめるということは、それなりに高額な融資になることは明白です。その上申込者は借金に苦しむ多重債務者であることから、いい条件は1つもありません。

こうしたことから、一般的に審査に通りやすいと言われている消費者金融でさえ、通過率は50%以下です。これは他のローンも含めた数字ですが、お金を借りようとした人の半分は落ちていることが分かります。そう考えると、審査が「甘い」という認識は間違っているのです。

審査が厳しくても大丈夫!

もちろん金融機関もむやみに厳しくしているわけではありません。半数以上の人が生活に余裕もなく、崖っぷちの状態になってからお金を借りようとするため、金融機関としてはリスク回避のために融資を断っているのです。

もし審査を受けるとしても、崖っぷちのちょっと内側の安全なところにいるか、本当に危険な状態なのかによっても結果は大きく変わります。少しでも通りやすくするためには、少しでも基準を満たした状態で臨むことが重要です。

実は、おまとめローンの審査に通りやすくするためにはコツがあります。すべての人が借りられるようになるわけではありませんが、借りられる可能性は上げることができますので、そのための方法についてこれから説明します。

審査のチェックポイントを知っておくことが重要

借金の一本化を成功させるためには、銀行や消費者金融が審査の際に何をチェックしておくかを知っておくことが大事です。それさえわかっていれば、その部分を対策することでかなり違いが出てきます。

融資可否の基準は金融機関によって変わりますが、チェック項目はどの金融機関でもそれほど違いはありません。チェックされる項目は、申込用紙に記入するすべての内容です。軽視していい項目は一つもないので、入力した内容はすべて影響すると考えてください。

その中でも特に重要なチェックポイントが下記6点です。

・ 勤務先
・ 勤続年数
・ 年収
・ 他社借入件数
・ 他社借入総額
・ 金融事故歴の有無

勤務先はこれからも安定して収入を得られるかどうかを判断する大事な材料です。規模が大きい企業に勤めている方が、当然審査が甘いと言えます。中でも公務員はお金を借りやすいと言われるのはそのためです。

安定した収入があることは、やはりお金を貸す側としては安心材料です。派遣社員や個人事業主のような安定した収入が約束されていない人は、金融機関としてはできればお金を貸したくない相手となるわけです。

次に重要なのが勤続年数です。その会社で働いている期間が長ければ長いほうが、今後も退職する心配がないと判断されます。新入社員でも中途採用でも、入社1年間は会社を辞めてしまう可能性が高くなるため、おまとめローンの審査でも厳しくチェックされます。何年以上勤めていればいいという明確な基準はありませんが、やはり1年未満の場合は簡単には融資してもらえません。

年収は多いほど審査が甘いと言われますが、実は年収はそれほど重要ではありません。年収と他社借入総額のバランスが重要で、借金が1000万円あって年収が200万円だとすると、これは完全に破綻している状態です。これは極端な例ですが、収入と借金のバランスは審査で重視されるポイントのひとつです。

他社借入件数が多い場合は、深刻な多重債務者と判断されます。すぐに返済が滞り、自己破産などの債務整理をされる確率が高くなると考えられてしまいます。そのため、多重債務者を救うおまとめローンであっても、金融機関は融資を断わる可能性があります。

同様に、過去に支払いの滞納や遅延などの金融事故を起こしている人はブラックリストに載っている状態ですので、こちらも融資を断られる可能性がかなり高くなります。

銀行はカードローン、消費者金融はおまとめ専用ローンを使う

おまとめローンは融資額が高額になるため、基本的に総量規制以上の額を借りることが多くなります。それでは消費者金融がお金を貸すことができないので、借金の一本化に限り総量規制対象外とされています。

銀行はそもそも総量規制対象外なので、限度額の高いカードローンでお金を借りてそれを一本化に使います。そのため銀行で借金の一本化をするときにカードローンを使い、消費者金融で借金の一本化をするときにおまとめ専用ローンを利用します。

そこで、どちらを利用すべきか悩む人のために、両者の特徴をまとめました。

銀行カードローンの特徴

銀行のカードローンは金利が低く、借金の一本化にも利用できます。消費者金融やクレジットカードで借りているお金をまとめるのであれば、低金利な銀行カードローンに借り換えることでかなり利息を安くすることが可能です。これが最大のメリットです。

デメリットは審査が厳しいことです。普通のカードローンを利用するため、申込時にきちんと使用目的を伝えないと、単なる高額融資の希望と取られてしまいます。既に多くの借金を抱えているにも関わらず多額の融資申し込みをしたとなると、確実に落ちます。

きちんとおまとめローンとして使いたいと伝えることが必要ですが、最近はそれでも落とされることが増えています。それは、近年銀行カードローンの過剰貸し出しが問題視されているからです。審査をしっかり行わないで貸し出しているのではないかと指摘されているため、銀行はより一層厳しい基準を設け始めています。

銀行カードローンは保証会社が審査を行っていますが、その会社によっても「甘い・厳しい」の違いがあるので、攻略法がつかみにくいというデメリットもあります。

消費者金融の特徴

消費者金融は総量規制の関係で、カードローンを使って借金を一本化することができません。そのためおまとめ専用のローンを用意しており、それを使って借金を一本化します。

ですので、申し込み時点からおまとめローンが目的であることが明白です。したがって銀行カードローンより審査に通りやすいといった特徴があります。これが1つ目のメリットです。

消費者金融のおまとめローンはそれだけに特化しているので、融資金を債務者に変わって代理で返済してくれるといったサービスを行っています。わかりやすく言うと、一本化するために現在借りている数社の金融業者に対して一括精算を行ってくれるのです。自分で振込処理をする必要がないというのが2つ目のメリットです。

対するデメリットは、金利が高いことです。軒並み金利が15%前後に設定されているため、借り換えをしても利息が安くならない場合があるのです。逆に、銀行カードローンの借金を消費者金融でまとめてしまうと、金利が上がって返済総額が多くなってしまうのです。そのため、利用前にはしっかり返済シミュレーションを行う必要があります。

銀行と消費者金融はどっちが審査甘い?

ネット上ではよく「銀行のは審査は厳しく、消費者金融は甘い」というような情報が掲載されています。すでに述べたように消費者金融でも半分は融資を断られていますので、消費者金融が甘いというようなことはありません。

それではなぜ消費者金融の審査が甘いとされているのでしょう。その理由は銀行の審査が消費者金融よりも厳しいため、相対的に消費者金融のほうが借りやすくなっているからです。銀行は金利が低く、お金を貸付けしたときの利益があまりありません。そのため金融事故が起きにくいように貸し出す人を極限まで絞り込みます。

その結果として、より厳しい審査を行うのです。消費者金融は金利を高めに設定していますので、銀行よりはお金を返せない人が多くても利益を出すことができます。

金利と融資難易度のバランスは、各消費者金融の過去のノウハウにもとづいています。その基準を私たちが知ることはできませんが、過去に利用して人たちの結果から、消費者金融のほうが借りやすいという傾向がわかります。

銀行はできるだけリスクを小さくして利益を出し、消費者金融はできるだけリスクを取って利益を出します。その方向性の違いから、銀行よりも消費者金融のほうがお金を借りやすいという結果につながっています。

ただし繰り返しになりますが、消費者金融が甘いということではありません。審査はきちんと行われますので注意してください。

審査を受けるならまずは銀行がおすすめ

実際におまとめローンを利用するときは、どのような金融機関で申し込みをすべきなのでしょう。実はこれにもちょっとしたコツがあります。何も知らずに片っ端から申し込みをしている人がいますが、これは絶対にNGです。

チャンスは3回

どんなローンであっても、審査を受けられるチャンスは3回と覚えておきましょう。1ヶ月に4社以上に申し込むと、申し込みブラックと呼ばれるものに登録され、半年間は審査が受けられなくなります。そのため、戦略的に申し込みを行う必要があるのです。

回数に限度があると、落ちると不安になるためいきなり審査の通りやすいとされる消費者金融で申し込みをする人がいますが、この場合は金利が高くなるため、借金の総返済額が増えてしまう可能性があります。

まずは銀行カードローンにチャレンジする

チャンスは3回あるので、まずは金利の低い銀行のカードローンから申し込みを行いましょう。1社目の審査に落ちてもまだ2社分残っているのですから心配する必要はありません。できれば1社目に落ちても2社目も銀行のカードローンの申し込みをしたいところですが、落ちた理由に思い当たる節がある場合は、消費者金融のおまとめ専用ローンに切り替えるという選択肢もあります。

いずれにしても最初は条件のいい金融機関を選び、そこから段階的に条件の悪い金融機関へと切り替えていくことで、審査に通りやすくするのがおまとめローンを選ぶ一般的な方法です。

おまとめローンの審査を通すための3つのコツ

金融機関を段階的に変えて審査を受けることも重要ですが、それ以上に大切なのはお金を借りやすい環境を整えるということです。審査項目についてはすでに紹介しましたが、その項目で自分のマイナスポイントをいかにして改善するかがお金を借りやすくするコツです。

勤続年数を延ばすコツ

例えば勤続年数が11ヶ月の場合は1ヶ月ガマンして、翌月に審査を受けた方が借金の一本化に成功する可能性が高くなります。たった1ヶ月くらいで変わるわけないと思うかもしれませんが、勤続年数のような数字は曖昧さがないため、定められた基準をクリアしていないとそれだけで落ちる可能性があります。在籍11ヶ月と在籍1年では大きな差があります。

他社借入件数を減らすコツ

他社借入件数は3社以内にしておくと通りやすくなります。あと数万円で終わってしまいそうなカードローンやクレジットカードのリボ払いは、少し無理して終わらせてしまいましょう。

また、残りが50万円以下のカードローンがいくつかある場合は、先に消費者金融のおまとめローンでまとめてしまうという手もあります。

こうして地道に他社借入件数を減らしたら、満を持して銀行カードローンに申し込みましょう。

マイナスポイントを改善してから次の審査に移る

1社目の審査に落ちた段階で、自分のどこがマイナス評価されたのかをしっかり考えるようにしてください。落ちるには必ず理由があります。ただし、ときどき書類の記載ミスなどでお金を借りられなくなるような人がいます。

勤務先の電話番号が間違っていたり、他社借入金額の桁が一桁違うなどのケアレスミスをしたりして、借りられないようなことが実際に起きていますので、申し込みをするときは記載ミスがないか何度も確認してから申し込みをするようにしてください。

おまとめローンの審査に落ちてしまったときの3つの対処法

ここではおまとめローンの審査に落ちてしまったときの対処法について紹介します。3社すべてに落ちてしまったとき、取るべき対処法は3つあります。

有担保ローンに申し込む

もし家や車などの資産になるものがある場合は、それらを担保にしてお金を借りることができます。本当に切羽詰まっているのであれば、担保にするのではなく売却することも検討してもらいたいのですが、車はともかく家は簡単に売却できませんよね。

資産価値があるものはそれを担保にお金を借りることができますので、銀行の窓口などで相談してみましょう。もちろんその返済ができなくなると、資産の売却をされてしまいますが、そのまま借金の返済ができなくなっても結果は同じです。少しだけ猶予をもらえると考えて、担保型のローンの申込みをしてみましょう。

そのまま払い続ける

おまとめローンに失敗しても、現在の借金を問題なく返せているようなら、しばらく現状維持にとどめておくのも手です。複数の金融業者に借金を返済する状態がしばらく続きますが、次の審査が行える半年後までは我慢しましょう。

無事に半年経ったら、もう一度おまとめローンの申し込みをしましょう。

債務整理を検討する

資産もなく、現状維持も難しいという場合は債務整理を検討しましょう。自己破産までいかなくても、任意整理などの比較的軽い債務整理もあります。

自分でできることはほとんどありませんので、借金問題に詳しい弁護士事務所に相談しましょう。

弁護士に相談するのは早ければ早いほど解決のための選択肢が広がります。もうダメだと思ってから駆け込むのではなく、そろそろ危ないかもと感じた時点で相談するようにしてください。

「審査が甘い」という言葉に注意

最後に気をつけたいのが、「うちは審査が甘いから」という誘い文句です。しつこいようですが、審査が甘い金融機関なんてありません。ほぼ間違いなく詐欺、もしくはヤミ金融の誘いですので、甘い言葉に乗らないようにしてください。

そのような誘いでお金を借りられることはまずありません。「保証金が必要」と言われて、お金を振り込んだらそのまま連絡なく消えてしまうようなケースから、もっと複雑に手の込んだ詐欺までいくつもの「おまとめローン詐欺」が発生しています。

騙されないためには、お金を貸しますよと近づいてくる人を信用しないことです。金融機関がそれぞれのノウハウによってお金を貸せない人と判断した人に対してお金を融資するというのは、冷静に考えればおかしなことだと気づくはずです。

自分だけは大丈夫と根拠のない自信は捨てて、誘惑に負けないように注意してください。ヤミ金融の場合は一度借りてしまうと間違いなく抜け出せなくなります。特におまとめローンを利用しようとしている人はすでに返済すべき借金で苦しんでいるはずです。

そんな状態でヤミ金融を利用したら、どうなるかは簡単に想像できるはずです。どこからもお金を借りられなくなって借金の返済ができなくなったときは、それは債務整理をすべきタイミングですので、おかしなところからお金を借りようとしないようにしましょう。

まとめ

金融機関は長い営業経験の中で、お金を貸すための判断基準を蓄積し続けています。独自の基準を設け、貸したお金がきちんと返ってくるシステムを構築しています。

そのためどの金融業者でも審査があるのです。ここの判断基準が明確にされていない上、各社独自のノウハウを持っているから「あそこの審査は厳しい、甘い」という噂が出回るのです。

A社に落ちた人がB社で融資を受けられることもあれば、反対にB社で落ちた人がA社で融資を受けられるようなこともあります。金融機関によって基準が違うということを頭に入れておきましょう。

ただし、銀行よりも消費者金融のほうがお金を借りやすいという傾向はあります。銀行はできるだけリスクを減らそうとするため、審査の基準が厳しくなるのに対して、消費者金融はリスクを取って顧客を増やそうとしますので、銀行よりはお金を借りやすくなるというわけです。

人によって審査の通りやすさが違うため、3回のチャンスを活かして自分にピッタリのおまとめローンを探しましょう。うまく一本化できれば、借金の総額が減って返済が楽になることは間違いありません。

こちらも読まれています。