おまとめローンに保証人は必要?審査との関係

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カリナビ

一本化ローンの保証人

おまとめローンをするときに心配になるのが保証人ですよね。誰に頼んでいいのか、頼んだ人に断られるのではないかと不安になることもあるかと思います。でもそんな心配は不要です。ここではおまとめローンを借りるときの保証人の考え方や、審査の関係について解説します。


なぜ保証人や担保が必要になるのか

あたり前すぎて疑問に感じたこともないかもしれませんが、住宅ローンなどの高額なお金を借りる場合に、なぜ保証人や担保が必要になるのでしょう。保証人がいても返せないときは返せませんし、借りた人が自己破産することもあります。


保証人は「この人はちゃんとお金を返す人だと私が保証します」というだけの存在ではありません。借りた人が返すことを保証するだけではなく、「返せなかったときは代わりに私が返済します」という立場になります。


同じように、担保は「返せなかったときは担保を売却してもかまいません」として差し出す人質のようなものになります。保証人や担保は、金融機関に損はさせないから貸してくださいというアピールのひとつになります。


きちんと返済されることが保証されているのであれば、金融機関も安心してお金を貸すことができます。反対に保証人も担保もないのであれば、お金が返ってこない可能性が高くなるため、金融機関は不安になりお金を貸すことを躊躇することになります。


このように保証人や担保は、お金の貸し借りを円滑に行うために有効な存在になります。とはいえ、保証人になってくれる人を探すことが難しい時代になってしまったため、最近は高額でなければ保証人を必要としないスタイルでの借金が主流となりつつあります。


保証人にはどんな負担がかかるの?

親から「保証人だけはなるな」と釘を刺されて育った人もいるのではないでしょうか。保証人になってしまったことで、人生が大きく狂った例が過去にいくつもあります。軽い気持ちで押した判子のせいで、破産にまで追い込まれるということが実際に起こっています。


保証人は基本的に、借り主と一緒に借金をしたのと同等の扱いになります。借りたのは借り主で、使ったのも借り主ですが、借りたのは2人ですから、借りた本人が返済できなくなると当然保証人に請求が行くことになります。


1円も得ずに、1円の特もないのに返済の責任だけを負うことになります。理不尽な役回りですよね。ですので親は子に「保証人だけはなるな」と伝えることになります。ほとんど利がないのが保証人で、もし何かを得られるとしたら貸主からの感謝の気持ちだけです。


しかも連帯保証人になると、借りた人に資産があるにも関わらず返済を渋った場合でも、金融機関から返済を求められることになります。おそろしいことですが、これが保証人になるということです。


とてもじゃないですが、親しい人には依頼しにくいですよね。人間関係が壊れかねません。そんな背景もあって、最近では保証人というスタイルが見直されつつあります。


ほとんどのおまとめローンで保証人は不要

保証人になってくれる人がいないからお金を借りることができない。これでは金融機関も商売になりません。お金を借りてもらって、その金利から利益を得るのが金融機関です。そのため高額なローンでない限り、保証人不要のローンが最近のローンの主流になりつつあります。


そしておまとめローンのほとんどが保証人不要になります。おまとめローンはすでに借金を背負っている状態ですので、そんな状態の保証人になってくれる人はまずいないため、おまとめローンに保証人を必要とすると、借り手がまったくいないような状態になります。


このため、おまとめローンは保証人不要として、審査をしっかり行うことで借りやすい状況にしています。審査があるから借りにくいと思っている人もいるかと思いますが、審査がなく保証人を立てる必要性があるとなると、もっと借りにくくなる可能性があります。


もちろん保証人がいないことで金融機関はある程度のリスクを負うことになりますが、そのリスクは金利に上乗せすることになります。あらかじめ一定数は返済しきれなくなると想定して金利を設定することで、返済できなくても金融機関が赤字にならないようにしています。


保証人不要なのは便利なのですが、金利も高くなりますし審査も厳しくなりますので一長一短です。ただし、親しい人たちに迷惑をかけずに済むということは、お金を借りる上で大きなメリットのひとつになります。


保証人が必要になるケース

ほとんどの金融機関のおまとめローンは保証人が不要です。それでも一部の金融機関では、依然として保証人を必要としたり、借りる金額によっては保証人が必要になったりすることがあります。いくら以上の借金のおまとめが保証人を求められるかは、金融機関によって変わってきます。


保証人が必要となるおまとめローンの特徴としては下記の2点が挙げられます。


•利用限度額が大きい

•金利が低い

金融機関によっては年収の3倍近い金額のおまとめにも対応していることもあり、金利も10%以下と低金利で借金をまとめることができます。一般的なカードローンやおまとめローンでは年収と同額の借金のおまとめでも審査が厳しくなることを考えると、保証人の存在がいかに大きなものであるかが分かるかと思います。


保証人不要のおまとめローンの審査に落ちても、保証人が必要なおまとめローンの審査であれば通過する可能性もあります。もちろん保証人は自分で見つけなくてはいけませんので、見つけられるのであれば、保証人ありのおまとめローンを利用するというのもひとつの選択肢になります。


ただし、おまとめローンの保証人になる人も安定した収入が求められますので、誰でも保証人になれるわけではないことを頭に入れておきましょう。


おまとめローンは誰が保証するの?

保証人のいらないおまとめローンが増えていますが。もし借りている人が返せなくなった場合は、金融機関はどうするのでしょう。保証人がいれば保証人に請求するだけですが、保証人がいないのであれば金融機関はどうやってその借金の穴埋めをするのでしょう。


実はこの返せなくなった借金は、保証会社が借りた人に代わって返済してくれます。保証人がいないリスクを埋めているのが保証会社になります。保証会社の多くが消費者金融もしくは消費者金融の子会社・関連会社です。


保証会社があるため、金融機関は保証人がいるときと同様に、安心してお金を貸すことができます。もちろん金融機関は保証会社に利用料金を払います。その原資となるのがおまとめローンの金利になります。これが保証人不要のおまとめローンの金利が高くなる理由になります。


利用者は特に意識することなく、保証会社の利用料金を払っています。もちろん借りたあとも特に意識をする必要はありませんが、毎月の返済に掛かる金利にはそのような意味もあるのだということを頭に入れておきましょう。


保証会社があるから、金融機関は保証人不要のおまとめローン商品を提供することができます。そして保証会社があるから金利が高くなり、厳しい審査を受けるということになります。


保証と審査の関係を知ろう

保証会社は利用してくれる人なら誰でも保証したいところですが、保証した借金の返済が滞ってしまうと、保証会社はその分の収益がマイナスになります。このため保証会社は借り主がきちんと返済できる人なのか審査することになります。


おまとめローンの審査は金融機関が行っているのではなく、実はこの保証会社が行うことになります。実際のおまとめローンを利用する流れの中で保証会社が出てくることはないため、気にならないかもしれませんが、お金を借りる上で少なくともその仕組は知っておきましょう。


おまとめローンの利用規約などには、利用条件に「保証会社◯◯の保証を受けられるお客さま」

などと記載されていますが、この保証会社◯◯が実際に借り主を審査する会社になります。金融機関によっては、保証会社からおまとめローン利用者に審査に関する連絡が入ることもありますが、保証会社が表に出てくることはそれほどありません。


保証会社の多くは大手消費者金融になります。消費者金融は自分たちでおまとめローンの販売もしながらも、他社のおまとめローンの審査も行います。銀行などが消費者金融に審査を依頼するのは、消費者金融には高い貸金ノウハウがあることもその理由のひとつになります。


保証会社としての審査と自社商品の審査は基準が違う?

おまとめローンの審査でチェックされる項目はどの金融機関でもそれほど変わらず、下記のようになります。


•年収

•勤続年数

•勤務先

•他社借入件数

•他社借入金額

個人信用情報


それぞれの金融機関によって変わってくるのは、各項目の審査基準になります。おまとめローンを利用するためのステータスがどれだけ必要になるか、どのステータスを優先するかなどが金融機関によって多少のバラつきがあります。


それでは消費者金融が保証会社として審査をする場合と、自社商品の審査をする基準は違ってくるのでしょうか?例えばみずほ銀行のおまとめローンにも使うことができるカードローンの審査はオリコになります。この場合、みずほ銀行とオリコで審査基準が変わってくるのでしょうか?


基本的な考え方として、審査の方向性は似ていますが審査基準は変わってきます。重視する項目は似た傾向がありますが、それぞれのハードルの高さが保証会社としての審査基準と、自社商品の審査基準とでは変わってきます。


一般的に銀行系のおまとめローンやカードローンは利用限度額が高く金利も低いため、消費者金融と比較すると、同じ消費者金融が審査をしても銀行系のおまとめローンのほうが審査は厳しくなります。


おまとめローンごとの保証会社紹介

同じ消費者金融が審査をするにしても金融機関ごとに審査のハードルが違いますが、審査基準の方向性は似てきます。そのため、みずほ銀行の審査に落ちた人はオリコの審査にも落ちやすくなります。そしてみずほ銀行の審査であっても、過去にオリコで滞納や債務整理をしているようなケースでは審査落ちする可能性が高くなります。


ここでは主要なおまとめローンについて、それぞれの保証会社を含めて紹介します。おまとめローンの審査を受けるうえでの参考にしてください。


みずほ銀行カードローン

借入限度額:最高800万円

実質年利:2.0〜14.0%

保証会社:オリコ


オリコの正式名称はオリエントコーポレーションで、大手信販会社になります。スルガ銀行などのカードローンの審査も行っています。


三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

借入限度額:最高500万円

実質年利:1.8〜14.6%

保証会社:アコム


アコムは三菱UFJファイナンシャル・グループの消費者金融として、三菱UFJ銀行のカードローンの審査を行います。アコムは他に、北海道銀行や山形銀行、青森銀行などの保証会社となっています。


東京スター銀行おまとめローン「スターワンバンクローン」

借入限度額:最高500万円

実質年利:5.8〜14.8%

保証会社:東京スター・ビジネス・ファイナンス


東京スター銀行は銀行にはめずらしく、100%連結子会社の東京スター・ビジネス・ファイナンスが保証を行います。


オリックス銀行カードローン

借入限度額:最高800万円

実質年利:1.7〜17.8%

保証会社:オリックス・クレジット、新生ファイナンシャル


オリックス銀行はオリックス・クレジットと新生ファイナンシャルの2社が保証会社となっています。オリックス・クレジットはオリックス銀行の保証をしているだけではなく、りそな銀行や荘内銀行のカードローンに対して保証を行っています。

オリックス銀行おまとめローンの詳細



保証人不要のおまとめローンの審査に落ちたら

おまとめローンのほとんどが保証人不要のおまとめローンになります。このため審査は厳しいものが多くなります。そのためおまとめローンをしようとしても審査落ちする可能性がもちろんあります。それでは保証人不要のおまとめローンの審査に落ちたらどうすべきなのでしょうか。


まず銀行のおまとめローンにも使えるカードローンの審査に落ちた場合は、審査に通りやすくなる消費者金融の審査を受け直すのがおすすめですが、銀行の保証会社となっている消費者金融などの審査は受けないようにしましょう。


審査基準は違っても、審査で重視する項目は似ているうえに、銀行の審査に落ちたということを把握していますので、審査落ちしやすくなります。銀行の審査に落ちた場合は、どの会社が審査をしたのかをしっかりと把握した上で、別の消費者金融の審査を受けるようにしましょう。


また保証人が必要なおまとめローンの審査を受けるという方法も、審査に通りやすいポイントになります。ただし、保証人を見つけることが大変なことと、保証人が必要なおまとめローンが少ないため、金融機関探しにも時間がかかることになります。


保証人が必要なおまとめローンを利用する場合は、時間に余裕を持って申し込みを行うようにして下さい。


まとめ

保証人になるということは、借り主と一緒にお金を借りるということになりますので、保証人になるメリットはほとんどありません。ほとんどがデメリットですので、親から「保証人だけにはなるな」と言われて育った人も多いかと思います。


最近は保証人になってくれる人も少ない状態ですので、ローンだけでなく賃貸契約などでも保証人不要になるケースが増えています。その流れからおまとめローンも基本的には保証人不要になります。ただし、金融機関によっては、まだ保証人が必要だったり、借入額によっては保証人を求められたりすることもあります。


おまとめローンに保証人や担保が不要になっている代わりに、借入限度額が低かったり、金利が高かったりするうえに審査も厳しくなるため、保証人が不要だということは一長一短ですが、保証人探しで苦労しなくていいというのは大きなメリットになります。


金融機関は保証人を求めない代わりに、保証会社を利用してリスク軽減を図ります。このためおまとめローンを利用するためには保証会社の審査を受けることになりますが、保証会社の多くは消費者金融ですので、審査に落ちたときにその消費者金融で再度の審査を受けないように注意しましょう。


保証人なしのおまとめローンの審査に落ちた場合は、保証人が必要になるおまとめローンの利用も検討して下さい。保証人を依頼しなくてはいけないという問題はありますが、見つけられた場合は審査に通る可能性が上がります。

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